2015年03月12日

過激派の一部、ISISに参加か 新疆ウイグル自治区

北京(CNN) 中国・新疆ウイグル自治区トップの張春賢・同区共産党委員会書記は12日までに、同自治区での暴力事件の増加は外国のイスラム過激派、特に「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の台頭と関連があるとの見方を示した。

張書記は「自治区の過激派のなかにはISISに参加した者もいる。国際的な過激派勢力を無視できない証拠だ」と指摘。国際社会でISISの危険性が認識されるなかで、中国もテロとの戦いを各国と協力して進めていくとの考えを示した。

同自治区では暴力事件が多発し、この2年間に数百人が死亡している。政府はイスラム教徒が多いウイグル族の独立派が事件を引き起こしているとの見方を示す。

張書記は「(ISISの)戦闘に直接参加した後に帰国した人々も摘発した。単独犯というケースもあれば、集団というケースもある。歴史的に前例がない状況だ」と述べた。

張書記は、透明性に欠けるという自治区政府への批判については、「こうした問題を解決し住民の安全を守るために、情報を機密扱いにし、時間をかけなければならないこともある」と述べた。

過去数十年にわたり新疆ウイグル自治区には漢族が多数移り住み、民族間の緊張が高まる原因ともなっている。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによれば、ウイグル族は住宅や教育、雇用の面でさまざまな差別を受け、信教の自由も十分に認められていないという。

暴力事件の増加の原因は、中国政府の圧政にあるとの批判もあるが、政府はこれに強く反発している。

CNN.co.jp 2015年3月12日
posted by terrorism at 14:06| Comment(0) | ニュース
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