2015年09月28日

バンコク爆弾テロ、拘束の男を実行犯と断定、逮捕状取る

タイの首都バンコクで8月に起きた爆弾テロ事件で、タイ警察は25日、自宅アパートに爆弾材料を所持していたとして身柄を拘束していた男を実行犯と断定し、殺人などの疑いで逮捕状を取った。警察は、男が現場に爆弾を置いた「黄色いTシャツの男」だと認めたとしているが、男の弁護士は無実を主張している。

警察によると男はアデム・カラダク容疑者。8月17日にヒンズー教寺院「エラワン廟(びょう)」で起きたテロに関連し、警察は同29日、バンコク東部のアパートで爆弾製造に使う材料を見つけ、身柄を拘束していた。

カラダク容疑者はこれまで事件への関与を否認していたが、警察は9月25日に同容疑者が「自分が黄色いTシャツの男だと認め、爆弾を仕掛けた後に公園のトイレでグレーのシャツに着替えたと供述した」と発表した。

公園の防犯カメラには、カラダク容疑者とみられるグレーのシャツの男の姿が映っていたという。

一方、カラダク容疑者の弁護士、チューチャート・ガンパイ氏は25日、毎日新聞の取材に「防犯カメラに映った男はカラダク容疑者と身長などの特徴が異なる」と指摘した。チューチャート氏は22日以降、当局から「病気」を理由にカラダク容疑者との面会を拒否されており、自供が事実かどうかは確認が取れていないという。

カラダク容疑者の国籍は不明で、逮捕時にトルコの偽造パスポートを所持していた。中国のトルコ系少数民族、ウイグル族が住む「新疆」出身だとの情報もある。

また、警察は25日、爆発物所持の疑いで逮捕していたユスフ・ミーライリー容疑者(25)や逃亡中の容疑者ら計16人についてもカラダク容疑者と共謀したとして、殺人容疑で逮捕状を取った。ミーライリー容疑者は事件当日に「黄色いTシャツの男」に爆弾を渡したとされている。

毎日新聞 2015年9月26日
posted by terrorism at 17:01| Comment(0) | 事件
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