2015年02月02日

<「イスラム国」>後藤さん殺害か動画公開 政府は確認急ぐ

イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられるグループはシリア時間の1月31日午後10時(日本時間2月1日午前5時)ごろ、仙台市出身のジャーナリスト、後藤健二さん(47)を殺害したとする新たな映像をインターネット上で公開した。ISが拘束していたヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の安否には触れていない。ISは、ヨルダンで収監されているISの前身組織メンバー、サジダ・リシャウィ死刑囚の早期釈放を求めていたが、ヨルダン政府は応じなかった。ISは、後藤さんと共に拘束していたとみられる千葉市出身の湯川遥菜さん(42)も「殺害した」としており、一連の人質事件は最悪の結末を迎える公算が大きくなった。

毎日新聞 2015年2月1日
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2015年01月31日

「イスラム国」期限から1日半=こう着感強まる―人質事件

過激組織「イスラム国」を名乗るグループによる後藤健二さん(47)らの人質事件は31日、イスラム国が後藤さんの解放条件とするイラク人女死刑囚釈放の期限としたイラク時間29日の日没(日本時間29日深夜)から1日半が経過した。イスラム国側から新たな声明は出されずに動きが途絶え、こう着した状況が続いている。日本政府高官は31日午後、事件の状況について「進展はない」と述べた。

安倍晋三首相は31日夕、首相公邸で菅義偉官房長官、岸田文雄外相から報告を受けた。首相は「極めて厳しい状況にある中で、ヨルダンはじめ関係各国と緊密に連携を取り、後藤さんの解放に向け緊張を持って当たるように」と指示した。

後藤さん解放と引き換えに死刑囚の釈放を突き付けられたヨルダン政府は、同じく拘束されている空軍パイロットのモアズ・カサスベ中尉(26)の生存確認を優先して慎重に対応。後藤さんとカサスベ中尉双方の解放をめぐり、イスラム国側との神経戦が続いている。

時事通信 2015年1月31日
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後藤さん解放条件期限経過=死刑囚依然ヨルダンに―操縦士の「生存保証」必要

過激組織「イスラム国」による日本人人質事件で、29日公開された音声メッセージが後藤健二さん(47)解放の条件として釈放を求めた女死刑囚のトルコ国境への移送期限「イラク時間の同日日没(日本時間午後11時半ごろ)」が過ぎた。ヨルダンのモマニ・メディア担当相は期限に先立ち、死刑囚を釈放するには、「ヨルダン軍パイロットが生きている保証が必要」と強調し、国内で拘束していることを明らかにした。
ヨルダン政府は、パイロット解放を交渉の「最優先事項」と位置付けているが、安否は依然、確認されていないとみられる。
日本政府は情報収集と分析を続け、後藤さんの安否確認に全力を挙げている。菅義偉官房長官は「ヨルダン政府と緊密な連絡を取っている」と説明。モマニ担当相も、日本側と連携していると語った。 

時事通信 2015年1月29日
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