2017年05月27日

英テロ事件でモスクに火炎瓶、脅迫。現地でヘイトクライム倍増

英中部マンチェスターで起きた自爆テロ事件で、マンチェスター警察は26日、イスラム教徒を標的とした人種や宗教差別を巡る通報が事件前に比べ2倍に増えていることを明らかにした。事件直後にはモスクに火炎瓶が投げられ、建物の一部が焦げる事件も起きており、警察は厳しく対応する姿勢だ。

警察によると、事件直前には人種や宗教を巡る嫌がらせなどの通報は1日平均28件だったが、事件後の24日だけで56件に倍増した。

英紙ガーディアンによると、イスラム教徒の女性が路上で何者かにたたかれたり、「国から出て行け」などと暴言を浴びせられたりするなどの例もあるという。英BBCは、警察には人種差別を助長する落書きや、イスラム教徒が通う学校に対する脅迫など、嫌がらせに関する通報が数多く寄せられていると伝えている。

毎日新聞 2017/5/27
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2017年04月04日

キルギスの男が自爆?露地下鉄爆発死者14人に

ロシア第2の都市サンクトペテルブルクの地下鉄で起きた爆発事件で、中央アジア・キルギスの治安当局は4日、同国出身の男が自爆テロを行ったとの見方を明らかにした。

インターファクス通信などが伝えた。露捜査当局は、この男が爆発物をリュックサックに入れて持ち込み、走行中の車内で起爆装置を作動させたとみている。ロシア保健相は同日、事件による死者が14人、負傷者が49人になったと発表した。

露連邦捜査委員会は4日、「爆発物を持ち込んだとみられる男の遺体が、地下鉄の3両目で見つかった」と発表した。氏名は明らかにしなかった。爆発は前から3両目で発生したとされる。

同通信などによると、男は20歳代前半。ウズベキスタン国境に近いキルギス南部のオシ出身で、6年以上にわたりサンクトペテルブルクで暮らしていた。アクバルジョン・ジャリロフという名前で、ロシア国籍を取得しているという。

読売新聞 2017/4/4
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2016年07月17日

仏ニースのトラック突っ込み 実行犯の身元特定

フランス南部ニースで大型トラックが革命記念日を祝う人々に突っ込み84人が死亡した事件で、当局は16日までに、トランクを運転していた実行犯はニース在住でチュニジア生まれのモハメド・ラフエジ・ブフレル容疑者(31)だと特定した。捜査員らはこの男の経歴に焦点をあて捜査を進めている。

当局によると、ブフレル容疑者は14日夜、レンタルした20トンの冷凍トラックで群衆に突入。子どもや未成年者10人を含む84人が死亡、202人が負傷した。パリ検察のモラン検事によると、警察が同容疑者を射殺したことで事件は収束した。

モラン検事によると、52人が重体、25人が意識不明だという。フランスのオランド大統領は、最も負傷がひどい人々について、「生死の境」にあるとしている。

モラン検事によると、容疑者の身分証明書や指紋から身元が特定された。当局は15日、同容疑者が住んでいたとみられるアパートの捜索を開始。同容疑者の妻が15日朝、拘束されたという。

犯行声明は出ていない。また当局は動機についての情報を公表していない。カズヌーブ内相は、これまでのところジハード(聖戦)主義との関連を示す証拠は一切見つかってないとしている。ただ、モラン検事は、今回の攻撃について、各種のテロ組織が普段から動画などを通じて呼びかけている内容と一致するとの見方を示した。

モラン検事によると、ブフレル容疑者は脅迫や窃盗などの犯罪歴があり、警察には知られた存在だった。今年には武器が絡む暴力事件を起こしたとして、執行猶予付き禁錮6カ月の有罪判決を受けていた。ただ、仏情報機関には知られておらず、過激化の兆候などもなかったとしている。
CNNのアナリストによると、チュニジアに住むブフレル容疑者の父親は、同容疑者には神経衰弱に陥ったり行動が不安定になるなど精神上の問題を示す幾つかの兆候があったと述べた。

フランスのオランド大統領は15日、国民に向けた演説を行った。今回の攻撃について「言葉にならない行為」だとし、フランスはすべての試練を乗り越えることができると誓った。

CNN.co.jp 2016年7月16日
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